ピッチ大会を終えて。敬具、東京より。

学生の移住計画進行中!
夏休み、インターンに参加したところから急展開です。どうぞご一読下さい!

こんにちは、初めまして。青柳龍宙と申します。東京で立教大学という所に通っています。自然と音楽・運動が好きで歳は20歳です。楠クリーン村にこれから長くお世話になる気がするので、少しだけ自己紹介です。

先日、山口市のとある大会で「自給自足の村に移住して、建築を学ぶ」と題した発表を行いました。自給自足の村とはもちろん楠クリーン村のことです。大会は11人の発表者が夢を語り、参加者が疑似金券の投票で応援するユニークなものでした。県内の志ある同世代・社会人が集まり、とても暖かい空間が流れていたのを覚えています。「東京から飛行機で来たので赤字だ」と発表で宣ったせいか、表彰式ではグランプリと賞金5万円を頂き、多幸感と罪悪感を同時に味わいました()12月の初めの出来事です。



僕は今年(2019年)の9月に初めて山口と楠クリーン村を訪れ、以来、その魅力に引き付けられている一人です。何に惹かれたのか、と問われればうまく説明がつきません。煩わしい広告の無い山の中の生活なのか、はたまたスタッフたちが村を作っていく姿勢なのか。気づけば初めて楠に訪れたひと月後には移住計画が持ち上がり、向こう1年半をかけて実現するべく準備をしています。家を建て、畑を耕し、木々や動物と触れる。これが僕の理想とする研究の生活です。自然と、自然を相手にする人たちの下で学べることは無限にあります。強いて言えば、そんな楠クリーン村の可能性に懸けようとしているのかもしれません。



林業に畜産、農業建築観光とずるいほど多様な可能性をもった楠に住むことは、まだ成人になったばかりの僕にとって大きなチャレンジです。「自給自足の村に移住するんだ」と東京で話せばだれもが面白がって僕の話を聞いてくれますが、そんな周りの受けがいいことなどは、ちっとも僕の未来を保証はしません。大勢の前で発表して賞金をもらっても、「面白い」と評価されても、可能性を感じた分だけ不安になるのです。「希望に満ち溢れた」などとは綴れない、こんな僕の引っ越しのご挨拶です。


立教大学コミュニティ福祉学部 スポーツウェルネス学科3年
青栁龍宙 

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