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KiKiとコメとくすのきと

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前回のブログで、地域MIRAIキャンプのレポートを掲載しました! そのキャンプから新しい、わくわく企画が生まれます。
「KiKiとコメとくすのきと」という名の、カフェ企画です。
地域MIRAIキャンプの際に、長年習っていた茶道・おばあちゃんから引き継いだ茶道道具・楠クリーン村の素材を活かしてカフェをやりたいと言った子がいました。 良い企画と思ったので、やろうよ!という話になりました。


なんと、その翌々日、ヒストリア宇部の館長さんから「ヒストリアのカフェスペースが土日に空いているから、楠クリーン村で何か使ってみない?」と、お声かけを頂きました。 思いがけない展開に、是非!と即答した、私でした。
そして、昨日が第1回目の打合せでした。 参加者は、カフェ提案者の米谷さん(山大・看護)、地域MIRAIキャンプのリーダーを務めた山近さん(山大・経済)新人スタッフの藤原と私(高田)。 ヒストリア館長の河野さんと打ち合わせをさせて頂きました!
カフェの名前、開催時期、メニューや材料など、昨日の打合せで話が具体的になってきました。 ヒストリアカフェの館長さんは経済や経営に詳しい方で、学生にわかりやすくアドバイスを下さいました。 学生たちを育て、チャンスをつくることを第一に考えてくれる心強いアドバイザーです。
そんなわけで、条件は揃いましたよ!あとはやるのみ。
来年春(3月~4月)にかけてオープンできるよう、準備を進めていきますので、お楽しみにどうぞ!



地域MIRAIキャンプ×コメカフェ

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地域MIRAIキャンプに参加した、山大医学部(看護)3年生の米谷さんの文章です。
新しい企画が生まれる予感…♬
私が一番印象的だったのは、自分の好きなことをしたいと考えることはとてもわくわくするものだと感じたことです。当たり前なことだと思われるかもしれませんが、私はそのことを忘れてしまっていました。
私は、看護師になるために日々勉強してきました。ただ、絶対こういう看護師になりたい!という明確な方向性がまだ決まっていません。4年間という大学生活は過ごしてみるとあっという間で、目の前の課題や実習をこなす日々で、気付けばもう3年生になっていました。


   【↑真ん中が米谷さん】

今回、楠クリーン村で出会った学年も学部もバラバラなメンバーでお互いの考えを共有する機会があり、私は学部の異なるみんなの考えや好きなこと、また、将来のことに対する具体的な思いを聞くことが、自分にとってとても勉強になるし、面白い!と思った反面、正直大きな焦りを感じました。 自分のこだわりがあって、この仕事をしたい!とはっきり断言できることがとても羨ましいと思い、自分はどんな風になりたいのだろうとすごく考えさせられました。具体的な答えはまだ出せていませんが、こういった経験ができたことは、自分の中の大きな糧になったと思います。そして、自分の将来就く仕事は自分の好きなことであり、誇りの持てるものでありたいと感じました。そして、自分のやりたいと思ったことをどんどん経験することが大事であるということを学びました。
また、楠クリーン村では自分がこうしたいと思っていたことが、自分の頭の中でどんどん浮かんできて、その思いをそのまま受け入れてくれる方がいるということが私の中で印象的でした。
個人的な話になりますが、私は祖母から小学生の頃から中学生くらいまで茶道を習っていました。しかし、忙しくなるにつれ茶道から離れてしまったのと、祖母も年齢的に教えるのが難しくなってきていました。そのため、先生をしてきた中で使ってきたたくさんのお茶道具をこれからどうするか、祖母が気にしている姿を見てきたため、将来私に時間ができたらいつか茶道を取り入れた、お抹茶カフェをしたい、道具を活かしたいという思いが私の中でありました。これはいつかやってみたいという私の中の夢だったのですが、楠クリーン村でやってみたいことはないかと聞かれて、初めて人前で提案することが…

地域MIRAIキャンプレポート!

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10月12~13日、楠クリーン村にて地域MIRAIキャンプを開催しました。
いつもと違う日常を覗く旅。当日の様子とそこから生まれた新たな展開を、山口大学・建築学科の前田君がレポートしてくれました。



もはや、記憶も曖昧でいつのことだったか記憶も確かじゃないのだけれど、「手伝ってあげてくれませんか。」という声かけを頂いて、迷う間もなく即答で「いいですよ。」といったところから始まった僕の地域MIRAIサミット。
当初、本番の会場設営が、女の子だけ(最初は運営が女の子だけでした)だと大変だと思うから。と、部分的なお手伝いをするはずだったのが、気づけばかなりしっかり関わってる状態で「あれ?」と、思ったのをよく覚えています。
さて、そんな地域MIRAIサミットのなかで、有難いことに化学反応を発生させて発足した『地域MIRAIキャンプ』実は、集中講義で非常に土日休みがなくなりやすい私は参加できない予定でした。(安全を選んだというのもある)

そんなある日、自分がお手伝いさせていただいたお米の試食会があるという事で足を運んだ楠クリーン村で、運営のレイちゃんから直に誘われ、そのタイミングで集中講義がないことを確認し、参加を決定させていただきました。
元をたどれば、地域MIRAIサミットのお手伝いをしていなければ無かった機会で、さらに、田植えをしなければ無かった試食会で、参加しなければ会うこともなく、誘われる機会もなかった地域MIRAIキャンプ。
たくさんの、決断と偶然の上に成り立っていたのだなあ。と、思い返すと沁々思います。

さて、そんな色々に恵まれて参加した地域MIRAIキャンプ。最近の行動の例にもれず、やはりカメラマンとして動いていた私でしたが、記憶に間違いがなければ、おそらく初めて運営というわけでも、頼まれたいたわけでもないカメラマンでした。ひとえに、柔軟に動いてくれた運営の皆さんのおかげだなぁ。と思っております。まことに感謝。(おそらく、他の参加者さんたちも文章を書いてくれるので、カメラマンとして書いていこうと思います。)

楠に着いて、まず初めに行った畑作業。畝と畝の間って、結構くぼんでいるので、見つからないように写真を撮るにはぴったりだったりするんです。笑 
もちろん、自身も鍬やスコップを持って作業しながら、タイミングを見つけてひたすら隠れたり先回りしながらの撮影。有難いこ…

卵の黄身は、何色?

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「山口県楠でぼくらが作った卵」を食べたお客様から、よくこんな質問を頂きます。
「なぜ楠の卵の黄身は、オレンジじゃなくて黄色なの?」



最も多い質問のひとつなので、ちょっといつもと違う話になりますがご紹介します。
確かに、スーパーに並んでいる卵を買うと、黄身の色がオレンジ色に近いものが多いですよね。

この違いは何によるものなのでしょうか?

黄身の色はズバリ、鶏に与えるエサによって変わります。



黄身がオレンジ色に近い卵は、パプリカや唐辛子などを鶏のエサに配合することによって、色味が調整されています。
楠クリーン村の卵は「色をつけるための素材は配合していないため、卵の黄身本来の自然な黄色になる」というのが
スーパーなどで売られている卵の黄身と色が違う主な理由です。

楠クリーン村の鶏たちに与えるエサは、1週間に2回手作りしています。
主な原材料は「お米、魚のアラ、米ぬか」。
これらを煮込み、発酵させることにより、吸収率がよく栄養価の高いエサが出来上がります。



しかし、実は発酵飼料を与えているだけでは、卵の黄身は黄色ではなく白っぽくなってしまいます。
米の割合が多いので、単純にエサに含まれる色素が薄いのです。


そこで、重要なのが「緑餌(りょくじ)」と呼ばれるエサです。
緑餌は、季節の野菜や、山に生い茂る雑草などを指します。
緑餌は、黄身の色以前に、鶏たちの健康にとっても大変重要なものです。
人間にとっての野菜のようなもの。


夏場は毎日生えてくる青草を刈っては与え、雑草の生えない冬場は白菜や大根葉等の野菜を与えています。
こうすることで、発酵飼料だけでは補えない栄養を賄うことができ、結果として黄身も綺麗な黄色になります。



以上、楠クリーン村の卵が黄色い理由と、エサの特徴についての説明でした。
卵はオンラインショップでも購入することができます。
まだ、楠クリーン村の商品を見たことがないよ~!という方は、ぜひ一度ご覧ください。

冬に向けて、お歳暮やクリスマスプレゼントにもなるギフトセットも作ってみましたよ!(^^)
どうぞ!!

★楠クリーン村 オンラインショップ
https://kousakutai.thebase.in

楠クリーン村は、夏も冬も、現実も厳しい(+ENG ver.)

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楠クリーン村のイベントには、いつでも駆けつけてくれる楠クリーン村の応援団長役、徳丸さんが記事を書いてくれました!

(1)怪しい人達 私が、最初に高田理事長に会ったのは2018年9月やまぐち応援プロジェクト(以下「会」という)の忘年会の会場探しで山口市佐山にある「一隅の里」に行ったときのことでした。高田さんは店先で農産品を販売していた。
たまたま言葉を交わすと、楠の山の奥に若い人達が自給自足の生活をしている場所があるという。  高田さんの誠実な人柄に一度訪問してみようかと思ったが、ひょっとしたら変わった怪しい人達の集団ではあるまいか、という疑念はありました。

(2)カルチャーショック 10月のある日、長門での会の行事も終わり、午後仲間7人で楠クリーン村(以下「楠村」という)訪問することになりました。村内に案内されると、その開けた雰囲気に一瞬で疑念は払拭されました。
県外から耕作放棄地を再生するために来ている若者達がいることを初めて知って、殴られたようなショックを受け仰天しました。

(3)多様性の価値を知ってほしい
普通なら、楠村は多くの人に知られて評価されていい筈なのに、彼女彼等達は、知られることに熱意もなく、黙々と自分達の仕事に満足していることにも驚きでした。

えっ?欲はないの?お金ほしくないの?遊びたくないの? 普通なら、誰でも社会や人の評価を期待して行動するものですが、楠村は世間の常識を超越して、ここで本当の価値あるものに気付きましたと。

(4)「ゴザ持っておいでよ!カンボジア・クメール舞踊2019」に誘われて 私は、楠村の人達はもっぱら耕作放棄地を再生しているイメージでしたが、楠村に研修に来ているミャンマーの若者たち(女5・男3)と会話を交え、またカンボジアのクメール舞踊の若い女性達に接すると、楠村は、地域再生を通してアジアの人達と繋がっていることを認識させられました。
実はそうではなく、グローバルな世界の中で、アジアの若い人達との連帯、自立、地域再生のネットワーク化の中で楠クリーン村は存在していたんですね。こうしたネットワークに存在する楠村を改めて見直すと、また違った楠村の風景が見えてきました。

(5)我々にできること 私が所属している、山口県中小企業経営者協会支部で、2019年2月高田さんの講演会を企画しました。聴衆はやはり一様に新鮮な驚きでしたが、誰も目立った反応、行動を起こすことは…

優しくない優しさ

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楠クリーン村の仲間である「大津島海の郷」のお手伝いに参加した山口大学生・前田君の原稿です。 楠クリーン村も、大津島海の郷(山口県周南市)も、もともとは山口大学の学生が起業して立ち上げた団体です。 楠クリーン村は、中山間地で自然の中での暮らしや農業を体験できる場所。海の郷は島で海に近い自然を体験できる場所として、協力しながら活動してます!
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 9月末日。大学生の夏休みのほぼ最終日。暇に耐えあぐねていたところに話を頂き、大津島でのイベントスタッフに参加することになった。島にたどり着いた当時あまりに暗くて視界が無いため、景色の感動やなんかよりも何ができるのか、力になれるのか、といった不安で始まった前泊。  翌朝、やっと見られた2日間過ごす地の景色にテンションが上がって仕方がなくなった。出身が京都の盆地のど真ん中。山に囲まれた地形ではあるものの、その多くが観光地として整備され海は遠く自然も多くはない土地で育った者としては、田舎の村落を目にすること自体が珍しい体験である。テンションが程よくスローダウンしてくる頃、イベントに参加する子どもたち、親御さんたちが到着しイベントが始まった。
【2年連続、楠クリーン村の田植えにも参加した前田君。なんでも楽しむ前田君!ということで、大津島の助っ人にも声かけしました。】


 さて、このイベントの何が面白いかというのが、主旨にある。 「特別扱いしないこと。優しくしない優しさ。」 釣りをして(自然体験をして)調理し、命を頂くというイベント自体は多く存在する中、子どもたち、特に小学校低学年や未就学児にあたる子たちに本人が望めば包丁を握らせるというイベントは自分が知る限り多くない。 お膳立てされた状態で、レールに沿って楽しさを疑似体験するのではなく、意思に従って動き時に危険をはらみながらも冒険、挑戦していく。大人も一緒。捌いたことのない人も挑戦する。

 当時自分が小学生だったころや、大学生になった今でも、安全装置のガンガンに効いた疑似成功体験の多さは身をもって感じ、時に辟易することもある。そんな中、こんないいイベントがあったんだ!と、シンプルに感動した。参加者の満足度の高さやリピート率の高さにも納得である。  釣れるポイントや投げ方、最低限は伝えるのだけれど、よりたくさん釣ろうと思えば、よく釣れ…

『自ら』という信念

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山大生が企画した地域MIRAIサミットを通してインターンシップに参加した山近さんの原稿です。他の人の食器を洗わないってのは、実は結構みなさんに驚かれます。 昔、一緒に食べた人の食器まで洗っていたら、毎日膨大な皿洗い時間が発生してしまったので、結果としてこの雰囲気に落ち着きました。笑 優しいインターン生からは、冷たいですね…という目で見られることもありますが「自分のことは自分で」は、ストレスの少ない共同生活の基本と考えています。
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 楠クリーン村で過ごした1週間は、今まで経験したことのない、新しいことで溢れかえった日々でした。
1番最初に驚いたのが、自分が使ったコップや食器以外は基本的に洗わない、ご飯や飲み物等を、他の人の分まで(お皿によそわないという意味で)用意しないという点です。楠クリーン村にはそういう面での上下関係が全くなく、自分のことは自分で。そのスタイルが素敵でした。 そしてお米の運搬作業。お米が30㎏入った大量の袋をトラックに乗せ、倉庫についたら降ろすという作業は、日ごろだらけている非力な私の体力をかなり消費するものでした。しかし、メンバーの方はいとも簡単にそれらを運び、積み上げていてたくましかったです。また、多くのお米が倉庫に保管されており、もしお米がとれなくなっても1年は持つという言葉に頼もしさを感じました。鶏舎での採卵では、想像以上に雄鶏に蹴られ、怯えまくりでした。しかし、貰ったアドバイスを胸に堂々とした態度で鶏舎に入ったところ、今まで攻撃されてきたことが嘘のように、私に向かってくることはありませんでした。工夫をしながら物事を行うことで、見えるものが変わるのだということを実感しました。加工場では、大量のドライマンゴーをカットしたり、蜂蜜を瓶に詰めるといった作業をしました。ひたすら同じ作業の繰り返しでしたが、私はその単純作業が好きでした。また、この努力の積み重ねが商品の完成に繋がり、購入する人の喜びへと繋がっていくのだと身をもって感じました。お風呂を炊く際には、ボタン1つで完了する家と違い、スタッフの方が切った薪を鉈でさらに割り、不要になった紙とそれらを使って火を起こしました。薪の重ね方や入れるタイミングによって火の強さが変わることそして30分後には様子を見に行かなければならない…