地域MIRAIキャンプ×コメカフェ


地域MIRAIキャンプに参加した、山大医学部(看護)3年生の米谷さんの文章です。
新しい企画が生まれる予感…

私が一番印象的だったのは、自分の好きなことをしたいと考えることはとてもわくわくするものだと感じたことです。当たり前なことだと思われるかもしれませんが、私はそのことを忘れてしまっていました。

私は、看護師になるために日々勉強してきました。ただ、絶対こういう看護師になりたい!という明確な方向性がまだ決まっていません。4年間という大学生活は過ごしてみるとあっという間で、目の前の課題や実習をこなす日々で、気付けばもう3年生になっていました。


   【↑真ん中が米谷さん】

今回、楠クリーン村で出会った学年も学部もバラバラなメンバーでお互いの考えを共有する機会があり、私は学部の異なるみんなの考えや好きなこと、また、将来のことに対する具体的な思いを聞くことが、自分にとってとても勉強になるし、面白い!と思った反面、正直大きな焦りを感じました。
 
自分のこだわりがあって、この仕事をしたい!とはっきり断言できることがとても羨ましいと思い、自分はどんな風になりたいのだろうとすごく考えさせられました。具体的な答えはまだ出せていませんが、こういった経験ができたことは、自分の中の大きな糧になったと思います。そして、自分の将来就く仕事は自分の好きなことであり、誇りの持てるものでありたいと感じました。そして、自分のやりたいと思ったことをどんどん経験することが大事であるということを学びました。

また、楠クリーン村では自分がこうしたいと思っていたことが、自分の頭の中でどんどん浮かんできて、その思いをそのまま受け入れてくれる方がいるということが私の中で印象的でした。

個人的な話になりますが、私は祖母から小学生の頃から中学生くらいまで茶道を習っていました。しかし、忙しくなるにつれ茶道から離れてしまったのと、祖母も年齢的に教えるのが難しくなってきていました。そのため、先生をしてきた中で使ってきたたくさんのお茶道具をこれからどうするか、祖母が気にしている姿を見てきたため、将来私に時間ができたらいつか茶道を取り入れた、お抹茶カフェをしたい、道具を活かしたいという思いが私の中でありました。これはいつかやってみたいという私の中の夢だったのですが、楠クリーン村でやってみたいことはないかと聞かれて、初めて人前で提案することができました。

日頃意見など中々言ってこなかった私自身、すんなり自分の意見が言えたことに驚きましたが、楠クリーン村のみなさん、そして出会ったメンバーみんなが、「それいいじゃん!コメカフェとしてやろうよ!」と受け入れてくれたことが本当に嬉しかったです。自分にはできないんじゃないか、時間や場所などといった最初の枠にとらわれず、やりたいことをしたいと言えることはとても楽しく、ワクワクすることなのだと感じました。

ありがたいことに、このコメカフェの話は現在協力してくださる方が見つかり、進みそうです。自分の思いを実際に形にするのは難しいことかもしれませんが、今回挑戦できる機会が与えられたことに感謝しつつ、自分できるかぎりやってみたいと思っています。
楠クリーン村で繋がった人の縁、そしてこの人の輪がこうやって広がっていくことはとても素敵なことだと思いました。

長くなりましたが、コメカフェの実現に向けてこれから頑張りたいと思います。読んでいただき、ありがとうございました。


山口大学医学部看護学科           
3年 米谷 佳菜子


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