2019年産のお米、収穫中です!

本日、販売用のお米が収穫完了しました!
試食会で味見をするまで、安心はできませんが、それでも今年もお米が無事収穫できたことに感謝感謝。
残るは、自給用と、飼料用米(鶏用のお米)ですね。




今年は初めて、苗代で育苗をしました。苗代=なわしろ。
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
日本の伝統的な育苗方法です。
田んぼの土に水をはって、その上で稲を育てるというのが基本スタイルで、稲が強く育ちます。
ただ苗代そのものを準備するのが大変かつ手間がかかるので、苗代育苗を選ぶ人が減っているのが現状です。
私たちもここ数年、なるべく手間をかけぬよう試行錯誤してきましたが、今まで取り入れていた「プール育苗」も様々課題があったので、今年は苗代育苗を取り入れてみたというわけです。

初の育苗は、問題なくうまくいったので、まずは安心して田植えをすることができました。
ちなみに、育苗=いくびょう。文字通り、苗を育てることです。
農業を始めた頃「いくびょう」って、何のことか全くわかりませんでした。

田植え後は、ひたすら水の管理と雑草対策。
雑草対策としては、例年通り米ぬかを撒きました。
米ぬかが分解される際に有機酸が出て草を抑える効果があります。
昨年はそれなりに成果が出て来ましたが、今年は水稲の大敵、コナギが結構発生してしまった…。
特に田んぼの、外側。外側は日当たりが良いので、ボーボーに。
よくよく調べたら、米ぬかはコナギに効き目が薄いようで…。
来年の課題は、米ぬか除草も活かしつつ、コナギが出てきたら早めに除草機をかけることで対応しようと考えています。

こんな風に、何かしらトラブルはありますが、年々トライ&エラーを繰り返して蓄積されていっている実感は、あり。

ちなみに、楠クリーン村のお米はコシヒカリ&レンゲ肥料(農薬・化学肥料不使用)による栽培です!
お味や、如何に。

最後に、6月頭の田植え時の写真。
山口大学の学生さんです。
田植え機で植えた後、抜けた場所に捕植する作業の様子です。





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